神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2012年5月17日号 エリアトップへ

旭区政運営方針 子育て、高齢者支援に力点 50事業に重点4項目

掲載号:2012年5月17日号

  • LINE
  • hatena
2012年度  旭区運営方針より(主な事業・取組)
2012年度 旭区運営方針より(主な事業・取組)

 旭区は2012年度の区政運営方針を、5月9日に発表した。「『安心』『健やか』『ふるさと』旭」を基本目標に掲げ、50事業(区局連携2事業含む)に取り組む。

 基本目標達成に向け、【1】支えあう「安心」【2】「健やか」な みらい【3】「ふるさと」感じるつながり【4】自然にやさしいまち―の4本柱を中心に事業を展開。それらを実践するため区職員は、「つながり」「共感」「現場主義」を掲げ、区民に信頼される”チームあさひ”で取り組んでいく。

 今年度の重点事業は4つ、主な新規事業は2つ。重点事業の一つ「高齢者と地域のつながりづくり事業」では、高齢者が地域から孤立しないよう、周囲とのつながりを保ちながら安心して暮らせる地域づくりを支援。そのため、地域の特性に合わせたまちづくりを提案するアドバイザーを区内の1、2ヵ所に派遣する。これは昨年度始まったもので、昨年度は区内1ヵ所にアドバイザーを派遣した。

 担当の高齢・障害支援課は「幅広い世代がつながり、今後のまちづくりを考えていくことが大切。それが結果として地域の見守りにつながれば」と話している。

養育支援強化モデルも

 今年度新規事業の一つ「市立保育所を活用した養育支援強化モデル事業」は区と局が連携して取り組む、旭区独自の事業。親子を孤立させず安心して子育てができる地域づくりと、子育て支援者の専門性向上や関係機関のつながり強化を目指し、養育支援の強化や虐待の予防、早期発見につなげたい考えだ。

 モデル事業は区内を5エリアに分け、エリア内で指定された保育所が地域全体の子育て支援者や地域間のつなぎ役として位置づけられている。

 事業のモデルは鶴ヶ峰エリア。中心園の左近山保育園には週2回、臨床心理士を配置し保育士への助言や研修を行うほか、事例や情報を共有することで地域全体で虐待予防に取り組んでいく。また児童虐待の専門家がモデル事業全般への助言や臨床心理士への指導を行うほか、保育士や子育て支援者への研修にも力を入れる方針だ。

 こども家庭支援課は、「臨床心理士から保育士に対して専門的なアドバイスができるので、保育士からの期待は高い」と話す。また「さまざまな人の関わりがあることで、周囲の気づく目が広がる。プラスの要素をたくさん設けることで、子育ての支援ができれば」としている。
 

旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6

市歴史博物館にマルチシアターが登場

市歴史博物館にマルチシアターが登場

4月29日、改装した歴史劇場の再オープンで

4月24日

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月24日

「プリンスアイスワールド」が市内カフェとコラボ

「プリンスアイスワールド」が市内カフェとコラボ

5月12日までスケーター推薦のグルメを味わえる

4月24日

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

4月30日〜5月6日、「SEASIDE CINEMA 2024」

4月24日

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

寄付5万円、仕事体験ツアー

4月23日

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

5月29、30日 パシフィコ横浜とオンラインで

4月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook