旭区市民活動支援センター「みなくる」で、5月31日まで、「帷子川はふるさとの川の会」(島原幸雄代表)の活動紹介展示コーナーが設けられている。
同会は帷子川の保全活動を続けるボランティア団体。展示コーナーでは、帷子川に生息するオイカワやウグイ、タモロコなどを水槽に泳がせている。
昨年は同会の働きがけにより、中堀川との合流点に区内2ヵ所目の魚道(ダムや堰(せき)などにより魚の遡上が妨げられる箇所に遡上を助けるために設ける水路)ができたことで、鶴ヶ峰付近でもアユの遡上が確認された。今年はまだ確認できていないというが、同会は「そろそろ見られるのでは」と話す。昨年の市道路局の調査によると、絶滅危惧種のギバチも確認されている。
同会では月に3回、清掃活動を続けているが、いまだにごみの不法投棄は後を絶たない。自転車などの大型ごみをはじめ、枝や竹なども捨てられており魚道をふさいでいることもあるという。同会の前原修副代表は「せっかく川の水質が良くなっているので、子どもたちのためにも維持させたい。絶対にごみを捨てないで」と呼びかけている。
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