日産カレッジ 世代超え交流 さくら苑で夏祭り
高齢者との交流を通じて社員教育を図ろうと、日産自動車の企業内短期大学「日産テクニカルカレッジ」=市沢町=の学生46人が7月13日、特別養護老人ホーム「さくら苑」=下川井町=を訪問した。
このイベントは、同短大と同施設が、10年以上前から毎年続けているもの。
学生は施設内を清掃した後、自主企画の夏祭りを中庭で開催した。
会場では学生と利用者がペアを組み行動した。くじ引きやボーリングなどのアトラクション、一緒に食事をしたり、冗談を言い合うなど、祭りは終始和やかな雰囲気に。ある利用者の女性の一人は「このにぎやかな雰囲気が大好き。心が元気になる」と上機嫌だった。
同短大の森健三校長は「核家族化が進む中、幅広い世代の方々と触れ合うことは、様々な知識を得られる貴重な機会だ」と話した。
さくら苑の奥野天元(たかゆき)施設長は「このイベントでは毎年新たな出会いがあり、元気な学生たちが施設全体に刺激をくれる。利用者の方々にも好評で、毎年楽しみにしている」と語った。
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