神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2012年8月16日号 エリアトップへ

国際交流でまちおこし 地元有志がNPO設立へ

社会

掲載号:2012年8月16日号

  • LINE
  • hatena
「地元の人と交流するのが楽しみ」と郝さん(前列左)、楊さん(前列中央)=8月4日、同センター
「地元の人と交流するのが楽しみ」と郝さん(前列左)、楊さん(前列中央)=8月4日、同センター

 留学生が地域と交流できる環境をつくろうと、地元有志がNPO法人設立の準備を進めている。8月18日には、神奈川県国際研修センター=中尾=に入居する中国の留学生に、地域と交流を深めてもらおうと、二俣川地区連合自治会の盆踊り大会への屋台出店をサポートする。

 今秋に向けてNPO設立を目指すのは、同連合自治会で役員を務める佐藤和也さん=写真・後列中央=と中村和弘さん=同・後列左。佐藤さんは国際交流に関心があり、中村さんは都内で日本語教室の講師を務めていることから、地域に国際交流できる場をつくろうと意気投合。今春から設立に向けて活動してきた。

 NPOでの活動内容としては、日本語を話せない留学生に対する日本語教室の開催や、地元の商店での日本文化体験などを考えているという。「留学生が地域と交流することは、街の活性化にもつながる。国際交流を含めたまちおこしにつながれば」と佐藤さん。中村さんは「日本語を学んでも、使う場所がないと意味がない。地元にその場をつくりたい」と展望を語る。

 神奈川県国際研修センター(小畑けい子所長=写真・前列右)は海外技術研修員や、県内の大学に通う外国人留学生の研修施設で、地域との国際交流を行う場でもある。小畑所長は「留学生は学業とアルバイトで忙しく、それ以外の関わりが薄くなりがち。日本を理解してもらうことは、日本での就職のメリットにもなるのでは」と期待を込める。

 盆踊り大会では、5人の留学生を中心に冷麺の屋台を出店する。メニューなども学生らで決め、冷麺のソースは中華ソースとジャージャー麺のソースの2種から選べるなどの工夫も。明治学院大学の楊(ヨウ)維加(イカ)さん(27)は「学校でもなかなかコミュニケーションをとる場は少ない。もっと地域の人と交流したい」と意欲的だ。同連合自治会の内田恒作会長は「地域に関心を持ってもらえることはうれしい。今後も協力していきたい」と話していた。
 

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

今の風景を次世代へ

写真と楽しむ会

今の風景を次世代へ

原中コミスクで作品公開

4月25日

活性化へ3者協定締結

若葉台団地

活性化へ3者協定締結

大学の専門性を生かす

4月25日

歩道橋にEV設置へ

三ツ境駅北口

歩道橋にEV設置へ

市、25年度の完成目指す

4月18日

知る会で地域住民と交流

ウクライナ避難民

知る会で地域住民と交流

鶴ヶ峰の犬飼さんが企画

4月18日

森ラボ(旭区)が受賞

横浜・人・まち・デザイン賞

森ラボ(旭区)が受賞

地域住民と芸術作品制作

4月11日

「居場所」担い20年

親子のひろばまんま(瀬谷区)

「居場所」担い20年

25日から周年行事

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook