神奈川県立産業技術短期大学校=中尾=の2年生が山陽印刷=金沢区=と協力し、若者をターゲットにした学生向けの名刺をデザインした。11月16日、山陽印刷の秋山桂子社長らが同校を訪問。デザイン製作に挑戦した学生12人を表彰した。参加した学生には、賞状とともに自分がデザインした名刺が贈られた。
金賞には、「質感の高い手書きのイラストで、淡く優しいながらもしっかりとした個性が光るデザイン」と評された関水紫苑(しおん)さんが輝いた。また銀賞は望月沙織さん、銅賞は林沙彩さんが受賞。望月さんは「緊張したし、何度も作り変えて、とても大変だったけど、自分が使いたいと思うようなものを作った」と製作過程を振り返った。
完成した約30点のデザイン名刺は、年末から一般販売される予定。ランドマークプラザにある同社のプリントショップで注文可能になるという。
この取り組みは、横浜市経済局工業技術支援センターの中小企業支援事業「デザイン産学官連携プログラム」の1つ。2009年から企業と学生の産学連携を推進している。4回目となる今年度は、選考の結果7校と10企業が参加した。
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