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旭区版 掲載号:2012年12月6日号 エリアトップへ

10月の全日本柔道形競技大会・固の形で3位に入賞した 市川 洋文さん 中白根在住 42歳

掲載号:2012年12月6日号

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「柔」のなかに強い芯

 ○…3回目にして、やっとつかんだ銅メダル。一昨年、昨年は惜しくも4位と涙をのんだこともあり、「ほっとした」と胸をなでおろす。だが、一息つく間もなく来年5月には世界選手権大会への選考会が行われるため、練習はさらに熱を帯びている。「目指すは、世界で金。これ以上できないくらい、悔いのない練習をしたい」。温和な雰囲気ながら、その目や語り口からは芯の強さがにじみ出る。

 ○…形は2人1組で行う競技。一昨年からペアを組む佐久間善大さんはひと回り以上年齢が離れており、はじめは「ジェネレーションギャップを感じた」と苦笑い。だが、今は良きパートナーで「彼じゃなかったら銅は取れなかった」というほど相性は抜群。ここまで来るにはいろんな人の支えがあった。その一人が妻の存在。大会前は家にほぼいない状態が続いたが、どんな状況でも応援してくれた。一番にメダルをかけたのも、もちろん妻だ。

 ○…柔道を始めたのは高1から。父親の影響もあり、柔道部に入部。軽い気持ちで入部したが、「自分より小柄な女性に投げられる」―。そんな衝撃から柔道に打ち込むように。柔道は「日本の文化で、人を思いやれる気持ちを育むもの」。現在は柔道普及のため週1回、磯子区のたきがしら会館で子どもたちに指導もしている。「柔道は危ないものではない。安全性の向上や普及啓発の手伝いをしていきたい」

 ○…横浜市の守衛として議会局を警備する。がっちりした体格から、市民から「柔道やってるの?」と声を掛けられることも。仕事後は稽古やウエートトレーニングなどで柔道一色。職場仲間は飲み会の予定を合わせてくれたり、大会があると応援に駆けつけてくれる、良き理解者だ。そして家に帰ると、また2匹の良き理解者が。それは、愛犬「みゅう」と「ティアラ」。2匹の話になると、「本当にかわいいんです。早く会いたい」と思わず笑顔。柔道家の微笑ましい素顔がのぞいた。
 

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