横浜富士見丘学園中等教育学校(豊岡稔校長)=中沢=の中等5年生155人が12月10日、通学路の二俣川駅周辺を清掃した。
高校生のボランティア活動事業「地域貢献デー」の一つで、同校では地域との交流を深めようと力を入れて取り組んでいる。
清掃エリアは同校正門から二俣川駅前までの試験場通り。9グループに分かれて、生徒たちは細部まで気にかけごみ拾いを敢行。住宅街に囲まれる同校周辺は日ごろから住民が清掃をしていることから、ごみは少なかったが、駅に近づくにつれて、タバコや菓子袋、ペットボトルなどが目立つように。生徒たちは「通学中は下を見て歩かないから気づかないけど、改めて見るとごみがたくさん落ちている。皆の街だから、ポイ捨てはやめてほしい」と話していた。
清掃中は商店主から「ご苦労様」と声を掛けられるなどの交流も見られた。集まったごみは全部で5袋だった。
豊岡校長は「日ごろ生徒たちが安全、安心に通学できるのも地域の方々のおかげ。清掃を通して恩返しができれば。生徒たちには、校訓にあるように常に誰かのために奉仕できる女性になってほしい」と話した。
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