長年、地域住民から要望のあった「横浜市笹野台地域ケアプラザ」=笹野台2の32の1=が、1月4日から運用を開始する。12月20日には、同所で開所式が行われた。笹野台地域ケアプラザは、13カ所のケアプラザ整備を目指す旭区で、11館目となる。
式では、笹野台地区連合自治会の高橋久蔵会長が「地域待望の施設が完成した。ここまでくるのに14年半かかった。尽力して下さった方々に感謝したい」とあいさつ。「引きこもりがちな方をはじめ、高齢者の皆さんが気軽に出かけることができて、集える場所にしていきたい。ケアプラザが何かやってくれる、というのではなく地域が自主的に活用しなければ」と今後の展望を語った。
ケアプラザを運用する指定管理者には、社会福祉法人・秀峰会(櫻井大理事長)が選定された。同会は市内18区のうち16区で施設を管理しており、ケアプラザについても市内で4館目、区内でも川井地域ケアプラザに続いて2館目となる。
下川井町の出身でもある櫻井理事長は、「笹野台には従兄弟が住んでいて、よく遊んだ町なので、とても感慨深い」と話した一方で、「地域の方からのヒヤリングで、地域の念願の建物だということを強く感じた。その期待に応えられるようでありたい」と気を引き締めた。所長には、これまで川井地域ケアプラザ=川井本町=で所長を務めてきた芳賀一巳氏が就任した。
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