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新緑脳神経外科 地域医療 サイバーナイフの「先駆施設」担う がん治療の新たな選択肢に
最先端の画像解析技術や産業ロボット技術などを応用した、高精度の定位放射線治療装置「サイバーナイフ」。病変部の周辺にある正常細胞、重要な組織への影響を最小限にとどめる、体への負担が少ない次世代治療の一つとして今、注目を集めている。
首から上の腫瘍のみが対象だったサイバーナイフは、厚生労働省の認可により2008年6月から首から下の体幹部病変への使用が可能に。頭頸部のがん治療で実績をもつ地域密着型の診療施設「新緑脳神経外科」=市沢町=では、サイバーナイフを使用した体幹治療の定着を目指し、本格的に治療を開始している。
同院では2012年11月末現在、転移性や原発性肺がん、肝臓がんなど35症例を無事完了しており、着実に実績を重ねているという。重大な有害事象はなく、がん患者の新たな選択肢として期待がかかる。
「チーム医療、連携医療を通じて、サイバーナイフセンターを担う拠点施設として、医学的根拠に基づく高度医療を実践し、世界の最先端であり続けたい」。昨年11月、同院の院長に就任した太田誠志氏は話す。
同院のサイバーナイフによる肺がん治療では、呼吸で動いてしまう腫瘍を追いかけ、放射線を当てられるのが大きな特徴だ。通常は放射線が数本なのに対し、同院では50本以上を多方向から照射。正常組織への影響を最小限にし、放射線を腫瘍に集中させることができる。今後はすい臓がんや乳がんなど、治療領域を広げることも視野に入れ、臨床結果を積んでいく。
先端医療と地域密着型医療両立で、満足度向上めざす
同院が掲げるキーワードは、「この地域」に密着した医療、患者を中心とした医療。「最高レベルの知識や技術に加え、近年は医療機関に高い水準のホスピタリティーが求められている」と太田院長。一般外来や脳ドックを通じて、生活習慣病や脳卒中の予防と治療、リハビリテーションなどの地域医療にも力を入れる。同院で治療が困難、または入院、手術が必要な場合は、連携している病院に迅速につないでくれるという。帯刀光史副院長は「地元旭区はもちろん、広い地域の方々に貢献することができれば」と思いを語った。
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