カナエル 「環境教育 役立てて」 鶴ヶ峯小に太陽光発電設備
LPガスやガス機器を扱う株式会社カナエル(関口剛代表取締役)=鶴ヶ峰本町=がこのほど、環境教育に役立ててもらおうと、市立鶴ヶ峯小学校(芳原勝美校長)に太陽光発電システムを寄贈した。企業が小学校に太陽光発電システムを寄贈するのは区内で初。
今回の太陽光発電システムの寄贈は一昨年から計画が進められてきた。太陽光発電は再生可能・自然エネルギーの中でも普及が進んでおり、環境教育に役立てようと小学校でも導入されている。それを受け、同社では太陽光発電を活用し、環境保護の大切さや環境への関心を高めるきっかけにしてほしいと、関口社長の母校である同校への寄贈を決めた。
2月25日には同校で感謝状授与式が行われ、芳原校長から関口社長に感謝状が手渡された。太陽光発電システムは同校のポンプ室の上に設置されている。また、太陽光発電LED表示盤も設置されており、その日の発電電力量がわかるようになっている。同校では総合的な学習の時間や社会科の授業の中で教材として活用する予定だという。
芳原校長は「卒業生である関口社長が子どもたちのために提供してくれたことに感謝したい。児童も先輩が後輩を思いやる気持ちを感じてくれたのでは」と話した。同社は「今後も地域の企業として、環境活動を含め、さまざまな活動に取り組んでいきたい」と話している。
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