横浜市旭区歯科医師会(高本重行会長)が今年3月、これまでの活動をまとめた創立40周年記念誌を発行した。発行した200部は会員110人のほか県内の歯科医師会や関係者に配布された。
旭区が保土ケ谷区から分区したのが1969年10月。それに伴い、その半年後の70年4月に保土ケ谷区歯科医師会から分会する形で同会は創立し、今年で43年になる。記念誌は20周年に続いて2冊目で、今回は40年の活動のうち主に後半20年に注目。各会員の紹介ページのほか、保健所での歯周病予防教室の取り組みや小中学校での歯みがき指導など、89年から設置した各種委員会の活動を中心とした内容となっている。
40周年を迎えた2010年には作成は一度見送られたが、高本会長(59)は「昔を知る先生方も高齢になってきているので、語る人や資料を失う前に活動の記録を残しておく方がいいと思った」と再検討のうえで作成に踏み切った。作成は7人の委員からなる「創立40周年記念誌作成委員会」を中心に1年間かけて行われ、130ページにまとめた。「ただの資料にはならないよう、昔の旭区の写真も載せるなど会員も楽しめるようにページを工夫した」と委員は作成を振り返る。
同会に所属して32年の高本会長は「この20年で対外的な活動も増えてきた。今後も旭区医師会との連携を図るなどして区民の健康に役立てれば」と意気込みを話した。
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