横浜DeNAベイスターズが横浜上空のヘリコプタークルーズや、ホテルのスイートルーム宿泊などをセットにした100万円の特別観戦券を発売。応募者23組の中から抽選で、旭区在住の田中忠雄さん(62)が1組だけの夢のチケットを手にした。
田中さんは35年来の同球団のファンで、7年前に他界した父、龍三郎さんとは球場に毎週足を運んでいたことも。「父へのプレゼントと自分へのご褒美」と応募の動機を話した。
試合日の4月28日、田中さんは妻真弓さん(60)、長女志穂さん(33)、孫の義樹君(7)とリムジンの出迎えで横浜スタジアムへ。練習時間には、先発投手の三浦大輔選手らと写真撮影をしながら交流。始球式では石川雄洋選手とキャッチボールをし、マウンドに上がった。観客席からは「田中コール」も起こり、「横浜ファンは優しいと改めて感じた」と感慨深げだった。
試合は阪神に3―5で敗れたが、夜には中畑清監督や池田純球団社長らとのディナーも。「監督からは最初『カラオケ付きでやりましょう』と気さくに声をかけてもらった。食事中もずっと親しく接してもらい、一生の思い出になった」と、田中さんは1日を振り返った。
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