駅のホームの安全対策などを知ってもらおうと、鉄道ホーム改善推進協会立ち上げ準備会(今野真紀代表)が4月21日、二俣川駅コンコースで「『安全なホームを考える』啓発コンサート」を開催した。
同会は、駅の安全対策や利用マナーなどの情報を啓発しようと昨年末に発足し、今年6月に任意団体設立を予定している。代表の今野さんは二俣川在住で視覚障害者。以前、視覚障害者の友人がホームから転落死したことや、視覚障害を持つ自身の体験などから、駅の問題点や国などの取り組みを知ってもらおうと準備会を立ち上げた。「駅はさまざまな人が集まる場所。問題意識を共有したい」と話す。
コンサートには神奈川県ライトセンターのコーラスクラブなど4組が演奏を披露。通りすがりに足を止める人の姿も見られ、会場は大いに盛り上がった。演奏の合間には、駅のバリアフリー対策の説明をはじめ、優先座席や駅構内の点字ブロックへの配慮など「心のバリアフリー」を紹介する場面も。今野代表は「初開催だったので不安もあったが、周囲の協力もありアットホームなコンサートになった。次回の開催も考えたい」と話していた。
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