正社員採用 「増やす」企業が約4割 市経済局の調査
横浜市が行った景況・経営動向調査で、約4割の市内企業が2013年度に採用する正社員数を前年度より増やすと回答した。調査は市内企業、市内に事業所を置く企業899社を対象に2月から3月にかけて行われ、回答は436社。
新卒・中途採用を含む正社員の採用予定数を前年度より「増やす」とした企業は173社(39・7%)で、「減らす」とした企業85社(19・5%)の約2倍となった。「増やす」企業を業種別にみると、「情報サービス業」や「建設業」が上位。一方、「減らす」企業の上位は「鉄鋼・金属等」や「電機・精密等」だった。
採用を増やす理由(複数回答)では、「退職者の補充」が62・4%と全体の半数を超え、以下「事業規模の拡大、今後成長が見込める」38・2%、「収益改善・業績好調」15・0%と続いた。
採用を行う上で行政に期待する支援策としては、合同就職面接会や職業訓練等、市が行っている取り組みが含まれ、市担当者は「支援策が一定の評価を得ているのでは」と話す一方、周知の徹底を課題に挙げた。
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