旭区版 掲載号:2013年6月20日号
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市繁殖センター 研究施設・動物 公開へ 見学ツアーで活動周知

社会

マレーバクと飼育係の尾形さん
マレーバクと飼育係の尾形さん
 よこはま動物園ズーラシアの敷地内で希少動物の繁殖、保存などの研究に取り組む横浜市繁殖センター=川井宿町=が、施設内の見学ツアーを開始する。非公開だった施設の取り組みを月1回の見学ツアーで周知し、希少動物保全への関心を高めるねらいだ。

 施設見学ツアーは6月23日から月1回程度開催され、定員は1日につき2グループ30人まで。研究施設や飼育動物の見学を受け入れ、研究内容について職員が説明しながら個別の質問にも応じる。

 現時点で2014年3月まで実施が予定されているが、横浜市繁殖センターの須永絵美所長(38)は「今年度の応募状況により、来年度以降は回数を増やすことも視野に入れている」と展望を話す。

 これまで同センターには教育機関が見学に訪れていたほか、一般公開は年1回程度の「特別公開」のみ。動物園とは異なり、もともと見学のための施設ではないことや、動物の繁殖への影響に配慮して原則非公開となっていた。今回の公開でも、繁殖期の動物については見学が制限される。

 公開に至った要因の一つは、見学者アンケートだ。「開設から14年経つが、『施設の存在すら知らなかった』という人があまりにも多かった。横浜の施設で動物がどのように守られているのか、実際に見てみることで野生動物を身近に感じてもらえれば」と須永所長は思いを語る。

保全意識向上を

 市繁殖センターは横浜市内3つの動物園で飼育している動物の繁殖、保存のための研究を行う施設として、1999年に開設。現在はバク3種9点とカグーやミゾゴイなどの鳥類8種146点(5月31日時点)を飼育している。インドネシアのみに生息し、野生での絶滅が危惧されているムクドリの仲間「カンムリシロムク」の繁殖にも成功しており、10年間で125羽を現地に送っている。

 また、動物の遺伝子解析や精子・卵子の冷凍保存など繁殖のための研究にも取り組んでおり、近年は遺伝子により飼育動物の血統を調査して台帳を作り、海外の動物園と情報共有して繁殖に生かしている。

 バク類の飼育担当者、尾形光昭さん(38)は「(センターは)動物園の中にある施設として、世界的にも先進的な施設。横浜にもこんな場所があるんだと、できるだけ多くの人に知ってもらうことで関心を高めたい」と話している。

 見学ツアーの申し込みなどの詳細については、同施設HP(http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/dousyoku/center)へ。

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