6月17日に行われた全国高校ゴルフ選手権夏季大会兼関東高校ゴルフ選手権・神奈川県大会、個人と団体の部でダブル優勝を果たした横浜旭陵高校=上白根町。7月26、27日の関東大会(栃木県)に駒を進めた不動のメンバー5人が、悲願の初優勝に挑む。
中井町・レインボーカントリークラブで行われた今大会(18ホール、パー72打)には高校男子87人が参加し、同校ゴルフ部からは3年4人と2年2人、1年1人の7人が出場した。
個人13位以内とシード4人に関東出場権が与えられる個人の部では、小松拓夢君(3年)が70打で優勝。昨夏関東7位でシード権を持つ今大会5位タイの土屋利之君(3年)と8位タイ山田大晟君(3年)に加え、8位タイ竹内巧君(2年)、11位タイの部長田澤大河君(3年)が関東に出場する。
団体 後半で挽回
団体の部は田澤君、小松君、土屋君、山田君の4人と補欠の竹内君で臨み、スコアは上位3人の総計で216打。2位の厚木北を4打差でかわして優勝し、2打差の2位だった前年大会の雪辱を果たした。地区予選優勝校として団体で全国大会への出場も決めている。
前半の9ホール終了時点で、厚木北に5打差をつけられていた旭陵。「個人の部で1〜3位を占めたかったが、思うように伸ばせなかった」と、顧問の高橋克司教諭(51)。田澤君は「序盤は波に乗れなかったが、後半で自分たちの力を出せた」と振り返る。
全体的に勢いを欠く中、県大会で初の団体メンバーに入った小松君が2アンダーと踏ん張った。「パターがよく、自分のいいゴルフができた」と手応えを語る。
一方、1年生で全国出場経験を持つ山田君は「最初の1打がOBで終わりだと思った。1日を通じて楽にパーが取れず、すり減らされた」と課題を口にする。
個人最高7位、団体4位だった昨夏の関東は、それぞれあと順位一つで入賞を逃している。「全国経験のある5人なら、関東制覇は十分に狙える」と高橋教諭。「このメンバーで関東団体優勝できる最後のチャンス。力を合わせて結果を出したい」。3年生最後の夏、田澤君率いる旭陵が出航する。
8月5日開幕の全国大会に出場できるのは、団体は地区予選優勝校の7校(旭陵含む)以外の関東大会上位8校、合計15校。個人では全国シード選手以外の関東大会上位44人。
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