旭区に散った鎌倉武将、畠山重忠の慰霊祭が6月22日、薬王寺=鶴ヶ峰本町=で行われた。旭区観光協会(佐々木明男会長)主催。
重忠の命日に毎年行われている行事に、今年は地域住民ら約80人が参列。薬王寺の喜田孝彦(こうげん)住職など保土ケ谷区旭区仏教協会所属の住職5人による読経が始まると、会場は厳かな雰囲気に包まれた。読経のなか、参列者は一人ずつ焼香をし、重忠をしのんだ。
慰霊祭ではその後、鶴詠(かくえい)会による供養の唄「重忠公和讃」や鶴扇(かくせん)会による「重忠節踊り」も奉納された。
佐々木会長は「808年前、重忠公はこの地で41歳にして非業の最期を遂げたが、今なおこのように多くの人に集まってもらえるのは重忠公にとっても幸せなことでしょう」と話した。
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