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旭区版 掲載号:2013年7月11日号 エリアトップへ

ビーコル bj初制覇の軌跡【4】 新体制 2本柱で出航

スポーツ

掲載号:2013年7月11日号

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記者会見で語る植田代表(右)
記者会見で語る植田代表(右)

 10月開幕のリーグ参入3季目を前に、7月1日から新体制がスタートしたプロバスケチームの横浜ビー・コルセアーズ。球団が「2つのエンジン」と表現するチーム運営とスクール・新規事業を柱に、経営安定化と地域連携に着手する。

 これまでスポンサー獲得や集客、スクール事業などを運営会社の横浜スポーツエンタテインメント(廣田和生代表、YSE)が一手に担ってきた。「ビジネスとバスケを分けて、専門性を高めていく」(植田哲也球団代表)との方針で、運営面はbjリーグの広報にも携わる大手広告通信社に全面業務委託。植田新代表を含む同社の4人が、増収とコスト削減に取り組む。

 現状と課題を把握するため、今年3月から5月まで現場入りした植田代表は「人材不足のなか、試合をこなすことで精いっぱいだった。10月の開幕前までに地域交流やスポンサー営業など、どれだけ仕込みできるかが勝負」と指摘する。

 1年後の売上最低目標は、昨季比倍増の1億2千万円。植田代表は「動員とスポンサーで半々ずつ確保したい」とし、ホーム戦の動員目標に昨季平均比800人増の2千人を掲げる。「観客が増えればチームや会場の雰囲気が変わる。チームを通じて、企業認知やCSRなどスポンサーの目的をどう体現するか追求していく」。名産品の販売ブースなど、地元企業とのタイアップ企画も進行させる。

 もう一本の柱、スクール事業ではYSE株の過半数をサッカーJ2・東京ヴェルディ筆頭株主のバディ企画研究所に売却し、スポーツの幼児教育などで実績のある同社の協力を仰ぐ。「スクールを通じて、神奈川のトップ選手と市民がふれあう場になれば。ファン獲得や将来の選手育成にもなる」と植田代表。会場は磯子、泉、戸塚区など現状5カ所から倍に増やす予定だ。

 目標は「全ての試合会場を満員に」。オール世代が試合を観戦する市民球団を目指し、ビーコルの3年目が幕を開けた。  ―おわり

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