7月1日に鶴峰ロータリークラブ(RC)第36代会長に就任した。会長職は15年前に務めており、2回目となる。「15年前とは社会情勢もクラブも様変わりしている。会員増強などの課題もあるが、結束を強めていきたい」と語る。
今年度の国際RCのテーマは「ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を」。ポリオ撲滅や東日本大震災の支援活動、米山記念奨学事業などを軸に活動を展開していくという。
「RCの精神に心酔」
「RCの理念、奉仕の理想に心酔している」。二俣川で育ち、二俣川駅前に現在の藤松産業の前身である佐藤左官店を設立。地元への愛着から自然な流れで1983年5月に入会した。飢餓救済やポリオ撲滅など世界的な活動だけでなく、地域にも目を向けた奉仕活動に意義を感じ、30年続けてきた。中でもRCの活動指針「4つのテスト」は自身の生き方にも反映されているという。「『真実かどうか、みんなに公平か、好意と友情を深めるか、みんなのためになるかどうか』。これは会社経営にも当てはまるし、長年大切にしてきたこと。『社会奉仕』と言うと、難しい印象もあるかもしれないが、身内に助けを求めている人がいたら、手を差し伸べることと同じ。その視野を世界に広げればいい」
地域への恩返し
現在は藤松産業の会長を務める。地域活動にも注力しており、保土ケ谷法人会旭支部連合会会長や旭火災予防協会会長としても活動。「地域に支えられて、会社もここまでやって来れた。微力ながら地域に恩返しをしたい」と話すように、地元への思いが原動力だ。「二俣川駅の開発も進み、街は発展している。素晴らしい街に社会貢献をしていきたい」と笑顔を見せる。
RCのやりがいは、仲間との出会いも大きい。異業種で活躍する経営者との交流は刺激を受けることが多い。「うちのクラブは和やかで、若手からベテランまでが意見をぶつけてくれる。さまざまな課題はあるが、緊褌(きんこん)一番、孜々(しし)営々として尽力していきたい」。仲間との親睦をより一層深め、一丸となり社会奉仕活動にまい進していく、。
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