市立川井小学校で10月17日、同校4年生児童57人が、ブラインドサッカーの体験学習を行った。
ブラインドサッカーは視覚障害者もプレーできるよう考案されたスポーツ。アイマスクを着用し、ボールに入った鈴の音を頼りにプレーする。同校では国語の授業で「目の見えない人に声をかける」という単元を扱い、その発展学習として、障害の有無に関わらずさまざまな人と交流してもらおうと実施された。
ブラインドサッカー日本代表の強化指定選手に選出されている寺西一(はじめ)さんと、日本ブラインドサッカー協会の大山貴史さんが講師として参加。子どもたちはアイマスクを着用し、パスを受けて返す練習やボールを3m先のコーンに当てる練習を行った。視覚に頼れないことで子どもたちはボールの行方を見失い、動けなくなる様子も見られた。
練習後には「楽しかった」「少し慣れた」という声も。一方で「初めてやったから難しかった」と話す児童もいた。寺西さんは「色々な人たちと接する中で、相手の気持ちを考えながらコミュニケーションを取ってほしい」と話していた。
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