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旭区版 掲載号:2014年2月6日号 エリアトップへ

旭区社会福祉協議会の会長を務める 池田 宏史さん 本宿町在住 70歳

掲載号:2014年2月6日号

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やさしい善意が源

 ○…昨年4月、前会長が10年間守ってきたバトンを引き継いだ。旭南部地区社協の会長を務めていることもあり勝手はわかるが、区内の福祉活動のとりまとめをする大役に自然と身が引き締まる。日ごろ、地域の催しごとに参加するなかで、旭区民の福祉保健に対する意識の高さを感じるという。「協議会は意見をまとめるところ。旭区の良さを取り込んで、発信していきたい」と意気込む。

 ○…徘徊SOSネットワークシステムやジュニアボランティアなど、独自の福祉保健活動に取り組む旭区。また、高齢者向けに昼食会を開く団体が褒章を受章する功績も見せている。「地域の方々は優しい善意で動いてくれている。ボランティアがいないと福祉活動は続けられない」。一方、担い手の高齢化が進み、後継者不足も喫緊の課題だ。「若い人にも目を向けてもらえる仕組みをつくらなければいけない」と襟を正す。

 ○…品川区出身で、仕事を機に旭区へ。「ビール会社で長年営業畑にいました」。快活で勢いある口調が当時を彷彿とさせる。現役時代は地域活動に参加することは少なく、目を向け始めたのは定年後から。本宿東部自治会の副会長も9年間務め、現在は編集員として機関紙をつくる。会長に着任してからは、地域のイベントに参加することも多く、旭区を知る機会が増えた。「定年後に何かやらないと」。当時、芽ばえた小さな思いは、今や生活の一部となっているようだ。

 ○…昨夏、障害児と夏休みを一緒に過ごす余暇支援事業「かりぁーず」に初参加した。「まだまだわからないことだらけで。『福祉』と言っても何から始めたらいいのかわからない人も大勢いる」。そんな人たちのためにも、「旭区社会福祉協議会」を知ってもらう必要がある。「どなたにも門戸を開いている場所。何でも相談してほしい」と呼びかける。何かあったとき、皆でフォローできるまちに―。思いを掲げ、動き出す。

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