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旭区版 掲載号:2014年2月20日号 エリアトップへ

オールさこんやま 交流拠点 4月開所へ 空き店舗活用し、カフェ運営

社会

掲載号:2014年2月20日号

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「身近な場所にしたい」とメンバー
「身近な場所にしたい」とメンバー

 左近山ショッピングセンター内の空き店舗を活用した福祉活動拠点「ほっとさこんやま」が4月初旬に開所を予定しており、現在、工事が進められている。運営は地域住民らを主体とするNPO法人「オールさこんやま」(林重克理事長)。高齢者の生活支援のほか、カフェや子育てサロンの機能も備えており、多世代交流の場として期待される。

 拠点「ほっとさこんやま」はショッピングセンター内の横浜銀行前に開所する。買い物や病院の付き添い、家事手伝いなどの生活支援事業の拠点となり、潜在するボランティアスタッフの発掘や情報収集などを行い、有料で生活支援活動を行う。また、地域ケアプラザの地域包括支援センターとも連携し、介護保険相談窓口なども設けるという。

 1階はカフェになっており、軽食の提供を予定。2階はオープンルームとして使用され、子育てサロンやセミナーなどを開く場となる。1月から着工し、4月開所を目指す。林理事長=写真・左下=は「地域のつながりづくりの場となれば。ふらっと気軽に立ち寄ってもらいたい」と話している。

住民主体で活性へ

 左近山地区では1967年から団地の建設が始まり、現在は約5千世帯が住む。高齢化も進んでおり、旭区内の高齢化率(65歳以上の高齢者が占める割合)が25・7%なのに対し、左近山は40・1%と上回っている(13年9月30日時点)。

 旭区では11年度から、高齢者が地域から孤立しないよう安心して暮らせるまちづくりを支援する「高齢者と地域のつながりづくり事業」を開始。まちづくりの提案をするアドバイザーを派遣し、勉強会などを開くもので、左近山地区は同年から事業に参加してきた。

 昨年1月には左近山連合自治会が中心となり、地区社会福祉協議会や商店会など7団体が集まり、NPO法人を設立し、現在は約30人が活動に参加。拠点は横浜市など行政やUR都市機構からの補助を受け運営し、高齢者・子育て支援などに取り組んでいく。区高齢・障害支援課は「地域の状況を自分たちで客観的に見て、何ができるかを考えられたという点で大きな成果を得た」としている。

スタッフ募集

 同法人では、拠点で活動するボランティアスタッフを募集している。活動内容はカフェの運営や生活支援など。年齢不問。詳細は同法人【携帯電話】080・8715・4282見田さん。

拠点の内装イメージ
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