思春期の子どもたちに性への正しい知識を持ち、いのちの重みを知ってもらおうと、南希望が丘中学校で2月24日、3年生を対象に性教育が行われた。
同校では毎年、卒業を控える3年生に性教育を実施。今年度は助産師の張ヶ谷智子さんが講師を務めた。
張ヶ谷さんは、思春期における男女の体の変化や、妊娠に至る過程、性感染症などについて具体的に説明。張ヶ谷さんが実際に相談を受けた高校1年生で妊娠・中絶を経験した女子高生のエピソードなども紹介し、子どもを産み育てることに対する責任感を訴えた。最後には「思春期は子どもから大人になる分岐点。自分自身や他の人を大切にして」と語りかけた。
講演後は地域の母子の協力により、赤ちゃんとふれあう交流会も開かれ、生徒らは「かわいい」と顔をほころばせていた。前野未来さんは「赤ちゃんを育てるには自分たちの意志だけでなく、しっかり育てられるかどうかを考えなければいけない」と話していた。
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