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旭区版 掲載号:2014年3月13日号 エリアトップへ

旭区障害者後見的支援室 二俣川に「絆」が開所 将来への安心提供目指す

掲載号:2014年3月13日号

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白鳥さん(中央)を中心とするスタッフ
白鳥さん(中央)を中心とするスタッフ

 旭区障害者後見的支援室「絆」(二俣川2の58清水ハーモニビル3階)が3月3日に開所した。同施設は障害者やその家族が安心して地域で暮らせることを目的に、定期的な訪問や日常の見守り、将来への相談に応じる。

 後見的支援は民法上の主に財産管理を担う成年後見制度だけでなく、障害者の権利擁護の観点に立ち、地域で安心して生活を送るために行う支援。現行制度では行き届きにくい、障害者の日常生活を見守ることを目的に行われるものだ。

 市の委託事業である同施設の役割は、制度に登録した障害者の日々の暮らしに加え、将来の希望や目標を聞いた上で、本人への見守り体制を社会福祉法人横浜市社会福祉協議会から来た「あんしんマネジャー」が構築。その上で、日中の活動の場や暮らしの場を施設スタッフの「あんしんサポーター」が月1回程度訪問する。さらに、担当職員が民生・児童委員や近隣住民、日ごろ利用する事業所員を「あんしんキーパー」として任命。緊急時に後見的支援室に連絡する手伝いを行ってもらうという。

 登録対象になるのは区内在住18歳以上の、日常の見守りや将来の生活に関する相談を希望する障害者(とその家族)。同制度の利用は無料だ。

 後見的支援には、食事作りや入浴、買い物などの家事援助や、金銭や書類の預かりなど直接的支援は含まれない。絆を運営する社会福祉法人「訪問の家」旭地区管理者、白鳥基裕さんは「直接支援を行えないだけに、様々な関係機関との連携が課題。ほかの事業との差別化を図り、支援の色を濃くしなければならない」と課題を話す。一方「社会福祉、資源が充実してきた中で、現状では相談を受け切れていない。その中で、相談のすそ野が広がる点は大きなプラス。障害者と様々な機関をつなげる役割を担えれば」と展望を語る。

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