災害時の電力確保のため、旭土木事務所=今宿東町=は、市内土木事務所では初となる太陽光パネルと蓄電池を組み合わせたシステムを導入。3月から本格運用を開始している。
同システムは、昼間に太陽光パネルで発電した電力を蓄電池に充電。停電時には非常用電源として、蛍光灯16本、ノートパソコン14台が連続4時間使用できるという。また、平時も太陽光エネルギーを活用。同事務所の年間電気使用量の約11%を賄えると推測されている。
同事務所では2011年、東日本大震災の発災後に停電を経験。発電機など災害に対する備えはしていたものの、職員の活動に制限が出たという。この経験を踏まえ、災害時に備えるとともにCO2削減を目的に同システムが導入された。
土木事務所の担当者は「蓄電池は災害時しか使わないので、できれば使わないのが望ましい。災害対策だけでなく、温暖化対策にもつながれば」と語った。
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