神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2014年4月24日号 エリアトップへ

商店街の「生き字引」 食器の丸徳 森川和明さん

掲載号:2014年4月24日号

  • LINE
  • hatena
「丸徳」の店内で笑顔の森川さん
「丸徳」の店内で笑顔の森川さん

 「(一代目で)未だ現役でやってるのは自分と出嶋さん(大番)くらいかな」。と話すのは「食器の丸徳」の森川和明さん(78)。

 希望が丘で「丸徳」を開業したのは今から47年前、1967年のこと。以来約半世紀、常に店頭に立ちながら街の変化を見つめ、感じてきたという。

 丁稚奉公から独立するにあたり、鶴ヶ峰の不動産会社に紹介されたのが希望が丘。当時は分譲が始まったばかりで更地だったため、「本当にここで商売になるのかなと思った」と語る。開発が進み、住宅が増え「物を売る店」も増えていったという。しかし、「良かったのはバブルの時くらいまで」で、現在は多くが閉店している。「後継者がいないし、いても跡を継がない」と声のトーンが落ちる。

再び元気な商店街を

 「個人の力では限界がある。商店会とかみんなで協力してやらなければならない。何もしなければ、そのままだから」と、今も協力を惜しまない。「今の若い人たちは一生懸命やっている。手伝いができれば」と、お祭りでも、テーブルの貸し出しなどを行うという。

 商売の極意を「細く長く、コツコツとやること。じゃないと、どうしようもない」と話す。今も病院に行くのは歯医者くらいで、健康そのもの。「商売をやっているからこそっていう面はあるね」と笑顔が弾けた。

旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6

市が6件の事業計画を認定

市が6件の事業計画を認定

企業誘致を促進、ホテル建設に助成金40億円

4月17日

障害の有無を問わず、ともに楽しむ「ツナガリウォーク」

無料の起業塾、「YOXOイノベーションスクール2024」参加者募集中

横浜市役所が遊び場に変身する「こどもデー」

立憲民主党 3政令市議で連絡会

立憲民主党 3政令市議で連絡会

都市問題解決、地方分権推進へ発足

4月15日

20日に室内楽演奏会

20日に室内楽演奏会

サンハート、入場無料

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

  • 6月22日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook