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旭区版 掲載号:2014年5月1日号 エリアトップへ

神奈川県住宅公社 若葉台に「職」と「食」の拠点 団地再生に向け新事業

社会

掲載号:2014年5月1日号

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ランチを共にする猪股理事長(左)、黒岩知事(中)、料理を監修する小山氏
ランチを共にする猪股理事長(左)、黒岩知事(中)、料理を監修する小山氏

 若葉台団地商店街ショッピングタウンわかばに4月22日、「コミュニティオフィス&ダイニング春(Haru)」が開所した。運営するのは、神奈川県住宅供給公社(猪股篤雄理事長)。「職」と「食」に焦点をあて、少子高齢化が進む同団地の再生に向け、様々な取り組みが行われる。

 若葉台団地の分譲が始まったのは1979年。30年以上が経過した同団地では、少子高齢化が進行している。65歳以上の高齢化率は35%を超え、人口は1万5373人(2013年現在)。ピークの2万683人(92年)から約5千人減少している。このまま推移すると10年後には高齢化率が50%を超え、限界集落化する懸念があるという。

 このような状況を踏まえ、公社は初の取り組みとして若年層の流入を促し、新たな持続循環型コミュニティの創造をコンセプトに「Haru」をオープン。若葉台での取り組みをもとに検証・検討を行い、他の団地でも生かしていく考えだ。

2つの機能で新たな交流

 「コミュニティオフィス&ダイニング春(Haru)」は「オフィス」と「レストランの機能を備えた交流施設。「コミュニテイオフィス」ではソーシャルビジネスなどの起業を目指す若年層を高齢者が支援。地域課題に関する取り組みも行う。ワークスペースや会議室を備え、無線LANやWi-Fiなどのインターネット環境も整備されている。オフィスの本格運用は6月から。公社担当者は「アンケートなどを行い、ニーズなど見極めた上で方向性を定めていければ」と話す。また、「レストラン」は日本料理「青柳」(東京都港区)を営む有名料理人・小山裕久氏が監修する本格的なもの。県内産の自然野菜を使用し、フランス料理と日本食を融合させた体に優しい料理を提供していく。

 オープン前日の21日には黒岩祐治知事が同施設を視察。猪股理事長、小山氏と食事を楽しんだ。黒岩知事は「団地の新しいコミュニティの核となる。団地再生につながっていけば」と話した。また、若葉台連合自治会の山岸弘樹会長は「ある意味でフロンティア。今後どう運用していけるのか楽しみ」と期待を込めた。

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