旭区版 掲載号:2014年6月5日号
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歯ブラシ1本の支援を 中区在勤の医師 呼びかけ

「継続的な活動にしたい」と木村さん
「継続的な活動にしたい」と木村さん
 フィリピンのスラム街に歯ブラシなどの支援物資を送ろうと医師の木村至信(しのぶ)さん(港南区在住)が、物資の提供を呼びかけている。

 木村さんは中区内の耳鼻咽喉科に勤務する現役の医師であり、3人組バンド「木村至信BAND」のボーカルとして横浜を中心に全国ツアーを行う「女医シンガー」。ラジオDJやコラム執筆など幅広く活躍する。

 今年2月、友人に誘われて歯科医師らによるフィリピン医療を支える会「ハローアルソン」に、医師として初めて参加。訪れたのは平均寿命14歳、家族4人が1日1ドルで暮らすフィリピンのスラム街だ。虫歯や病気になっても病院に行けない人々にとって、診察整理券は「神様のチケット」と呼ばれるほど貴重なもの。チケットをめぐり暴動が起きることもある。薬は自費で用意し、2日間で100人の診療にあたった。

 死因の上位を占める肺炎は、口腔ケアをすることで予防できるが、高価な歯ブラシを買えずに歯を失う子どもが多いという。木村さんは同団体の神奈川の拠点になるべく積極的に現地に送る歯ブラシの提供を呼びかけており「新たに買うのではなく、旅行の際に家から歯ブラシを持参して宿泊先にある歯ブラシを使わずに持ってくるなど、気軽に始められるボランティアとして参加してもらえれば」と話している。集めているのは、新品の歯ブラシやタオル、固形石鹸、鉛筆、ボールペン、ノート(文具は使いかけ可)。秋山眼科内 耳鼻咽喉科部(火曜終日、木・金午前中)に持参を。(問)070・6527・1045

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