7月1日に横浜旭ロータリークラブの第46代会長に就任した 増田 嘉一郎さん 横浜市在住 68歳
伝統と親睦 さらに深める
○…「今までやってきたことを見直して、より良いクラブにしていきたい」。旭ふれあい区民まつりの参加やチャリティーコンサートの開催など柱となる事業を核に、地域への奉仕を掲げる。会長になってからは「専従」というほど、やるべき仕事が増えた。しかし、「自然にやっていければ」と肩肘張らず、ペースを乱さない。45年の伝統を守りながら、さらに充実したクラブを目指す。
○…同窓会でロータリーに所属する友人から勧められたのが、入会のきっかけ。「さまざまな業種の仲間と知り合える、自分を高められる場」と語る。「伝統と親睦」に重きを置く横浜旭ロータリークラブに魅力を感じ、24年在籍する。今年度は災害時の対応にも注力する考えだ。「もし今ここで災害が起きたら我々は何ができるか。どう動けるのかをしっかりと整理していきたい」と意気込む。
○…東京・新橋に法律事務所を構える。身近なものから法人の法律相談など幅広く応じる。昨年までは法科大学院の教授としての顔も持っていた。「若い世代に教えるのはおもしろい」と笑顔を見せる。中には増田法律事務所の弁護士となり、力を発揮してくれている教え子もいるという。今でも卒業生と酒をともにするなど交流は続いている。「何てことない雑談が楽しい」といい、時には朝まで飲むことも。教え子の話をする表情は、何だかとても楽しそうだ。
○…中学生のときからボーイスカウトに所属しており、今では日本連盟の監事を務めるほど。母校・明治大学のボーイスカウトOB会長も務めており、大学生に指導することもある。「一番の趣味」と野外活動を楽しみつつ、未来を担う青少年の成長を見守る。ボーイスカウトで養った奉仕の心は、ロータリーにも通じるものがある。「奉仕の精神を大事にして、旭区を盛り上げていきたい」。今まで培ってきたものを糧に、さらなる発展を望む。
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