万騎が原小学校と南本宿小学校の児童が10月11日、こども自然公園=大池町=にある教育水田で稲刈りを行った。
両校が合同で約30年前から取り組む稲作の体験学習。地域の水田指導員や保護者とともに、田起こしや田植えなど一連の作業を、機械を使わずに行っている。
稲刈りは5・6年生が鎌を使い、稲を根本から切断。ぬかるむ田んぼに苦労しながら、稲を刈る児童とその稲を運ぶ児童など役割分担をしながら作業を進めた。
収穫したのは「喜寿」というもち米で、約400kg。2週間ほど天日干しをした後、脱穀、もみすりをし、両校とも11月29日に行うもちつき大会で振る舞う。
万騎小の伊勢村健介君(6年)は「下の土が柔らかくて結構大変でした」と話し、指導員の鈴木一松さんは「収穫は子どもたちが一生懸命やった成果。保護者も協力的でいい体験になっている」と笑顔で語った。
|
<PR>
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|