旭区の2015年度予算案がこのほどまとまった。区が独自に取り組む自主企画事業費は1億391万5千円(前年度比2・4%増)。「災害対策」「子育て支援」などの37事業に取り組む予定だ。
旭区が取り組む15年度の自主企画事業は、区政運営方針に掲げる【1】【安心ある暮らし】、【2】【健やかに年を重ねる】、【3】【ふるさとの魅力を育む】の3つの柱に重点をおいて実施される。
【1】【安心ある暮らし】の重点政策「災害に強い区づくり事業」では、防災訓練事業費などのほか、新規事業として帷子川に設置されるウェブカメラの維持管理費などが上げられている。そのほか、14年度に引き続き行われる「市営ひかりが丘住宅支援事業」など全13事業が盛り込まれている。【2】【健やかに年を重ねる】は全6事業。重点事業として「保育所を活用した地域子育て応援事業」に取り組む。左近山保育園で12年度から実施されている臨床心理士の配置を、15年度はひかりが丘保育園でも行う。【3】【ふるさとの魅力を育む】は全18事業。新規の「あさひ魅力発見事業」を重点事業として取り組む。区内のおすすめの食べ物などを募集し、「あさひの逸品」に認定。10月の区民まつりで発表する予定だ。また、ウォーキングコースを回りやすくするため、観光スポットなどの案内板を整備する調査を行うほか、「農」の魅力をPRするための直売所マップの改訂なども計画されている。
予算案は市会定例会での審議を経て、3月に議決される見込みだ。
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