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旭区版 掲載号:2015年5月21日号 エリアトップへ

元気づくりステーション「ヒルズのわ」の会長に就任した 中島 市男さん 南希望が丘在住 70歳

掲載号:2015年5月21日号

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「誰かのために」が元気の源

 ○…介護予防を目的に横浜市が進める「元気づくりステーション」。地域住民が主体となり、継続的な健康づくりに取り組む。先日、希望が丘南地区では2拠点目となる「ヒルズのわ」が開所した。「とても雰囲気が良くて、にぎやかにやれている。順調に進んでいます」と笑顔を見せる。始まったばかりだが確かな手ごたえを感じているようだ。

 ○…同会では自ら会員の前に立ち、足腰を中心にトレーニングできる「ハマトレ体操」を指導する。「区の講演会で知り、誰でもできるこの体操を普及させたくて」。人に教えるためにはまず自分からと、「CDを借りてきて、4カ月かけて体操を覚えたんです」。また、分かりやすいようにと制作した自作の体操マニュアルは会員に好評だったと嬉しそうに話す。

 ○…藤沢の自動車工場一筋で50年間働いた。在職中から南希望が丘ヒルズ自治会の副会長、会長を10年にわたって歴任。定年退職後はさらに地域に対する思いが強くなった。「自分にはものづくりなどの趣味がない。定年後は地域しかないと思った」。今では「ヒルズのわ」の運営をする傍らで、善部小学校の登下校時の見守り活動などを行う、善部小スマイルボランティア会の代表も務めるなど、多忙な日々を過ごす。「やってと言われたら断れない性格なんです」と苦笑い。しかし、言葉とは裏腹に「自分がやらなければ誰がやる」という強い責任感が地域への姿勢から垣間見えた。

 ○…運営の方法には「どんなことでも会員の意見を大切にしたい」とこだわりを持つ。それは「ここまで順調にこられたのは、自分だけの力じゃない。地域包括支援センターや役所の方の協力があってこそ」と感じたから。会員との深い信頼関係があってこそ次のステップに進めると確信する。今後は「皆が入って良かったなと思える会にしていきたい」と語る。人に喜んでもらうことが、いつまでも元気でいる力の源だ。

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