7月1日に横浜旭ロータリークラブの第47代会長に就任した 新川(にっかわ)尚(たかし)さん 今宿東町在住 46歳
結束深め、地域に還元
○…「光栄であると同時に、身が引き締まる」。新会長に就任し、思いを新たにする。今年度のテーマは「親睦とロータリーの理解」。会員それぞれが改めてロータリーの本質を考えることで、結束をさらに深めていくことが狙いだ。「ロータリーは信頼できる友人の集まり。仲間とともに共通認識を持って、地域社会に奉仕していきたい」と意気込む。初心に立ち返り、奉仕の精神を堅持する。
○…クラブの活動では青少年の活動支援に特に関心を寄せる。今年で4回目を迎えた区内の中高生らによるチャリティーロックコンサートは企画の立ち上げメンバーの一人。「当時は手探り状態だったけど、段々地域に定着してきた。これからも続けたい」と笑顔を見せる。チャリティーは東日本大震災の復興支援に寄せたもの。「コンサートがきっかけで、震災のことに意識を向けてくれた子がたくさんいた」。チャリティーの意味を次世代に伝えられたのも、大きな収穫だ。
○…店舗賃貸・管理・売買する不動産会社「ショウエイ」の3代目。36歳で先代の跡を継いだが、それまでは瀬谷の不動産会社で7年経験を積んだ。アパート仲介だけでなく、周辺の清掃や家賃回収、さらにはハチの駆除まで担当。「現場の仕事は本当に大変でした」と苦笑。会社をまとめる立場となった今、心がけるのは、ロータリーの精神にも通ずる「公平かどうか」ということ。信頼のおける会社であり続けるため、常に胸に掲げている。
○…ヘビーメタルを好み、チャリティーコンサートにも自身のバンド「AKMN」のギターとして毎年出演する。妻と2人の娘もヘビメタが好きで、先日も家族4人でジューダス・プリーストのライブを楽しんだという。「本当は毎日ギターを弾いたり、のんびりした生活をしたい。面倒くさがりな性格なんです」と本音が出る。だが、まだまだ仕事やクラブの責務は山積み。しばらくはお預けだ。
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