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旭区版 掲載号:2015年7月23日号 エリアトップへ

「あっぱれフェスタ」を主催する旭区地域自立支援協議会の会長を務める 水野 智也さん 川崎市在住 41歳

掲載号:2015年7月23日号

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導かれた社会福祉への道

 ○…同会が主催する、障害者への理解を深めてもらおうと開催される「あっぱれフェスタ」。昨年は中学校のブラスバンドなどを呼び、「障害者も健常者も区別なく、参加者全員で盛り上がった」。今年の開催を前に、「障害のある人も社会の一員。あっぱれフェスタが地域の方との繋がりを作るきっかけになれば」と語るのは、障害者の生活には地域の協力が必要不可欠だと考えるからだ。

 ○…普段はNPO法人「障害者地域活動ホームあさひ」の所長を務める。仕事を始めた当時の社会福祉環境は「車いすの人は外を歩くのも大変だったんです」。しかし最近では困った人がいると、誰かが声をかけてくれるなど、環境の変化を感じているという。「ここまでこられたのも周りのスタッフのおかげ。あっぱれフェスタ実行委員の皆さんにも感謝しています」。今後については「障害福祉は地道なことの積み重ね。目先のことに囚われずに活動していきたい」と話す。

 ○…出身は東京都青梅市。「川が好きでした。夏になれば、毎日自転車で川へ行って泳いだり、釣りをしたり」。少年時代を思い出すと思わず笑顔がこぼれる。大人になってからも川好きは変わらず、15年ほど前から趣味にしているのは競技カヌー。妻ともカヌーを通じて知り合ったという。そんな妻へは「遅い時間に帰宅しても、ちゃんとご飯を作ってくれて、本当にありがたいです」と感謝の言葉を口にする。

 ○…母親のお腹から出てきたとき、未熟児だった。「母からは『あんた死にそうだったんだから、今生きていることに感謝しなさい』とよく言われました」。1カ月間保育器の中に入り何とか助かった命。何かできることはないかと考え、高校卒業後は横浜の福祉系専門学校へ進学した。「社会福祉の道へ導かれたんでしょうね」と当時を振り返る。たくさんの感謝を胸に、誰もが笑顔で共生できる社会を目指し、今日も奔走する。

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