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旭区版 掲載号:2015年7月30日号 エリアトップへ

富士見丘学園ダンス部 “兄妹愛”で全国挑む 正岡子規の妹・律が題材

スポーツ

掲載号:2015年7月30日号

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衣装は律の着物とヘチマの花を表した
衣装は律の着物とヘチマの花を表した

 横浜富士見丘学園中等教育学校(松田由紀子校長)=中沢=のダンス部が、第53回神奈川県高等学校総合体育大会ダンス競技で初優勝。県の推薦を受け、8月5日から始まる全日本大会に出場する。俳人・正岡子規の妹・律を題材にしたダンスで全国に挑む。

 6月の県大会には、69校が出場。同部は創部以来初となる優勝を飾った。

 今大会は、俳人・正岡子規の妹・律の目線で描いた作品「糸瓜(へちま)咲き、蒼空(あお)恋し―正岡子規『辞世の句』より―」で出場。病に倒れた子規と、兄を献身的に介護する妹・律の兄妹愛を表現した。衣装はリバーシブルになっており、青は律の着物、黄色は辞世の句の題材にもなっている、子規が毎日眺めていたというヘチマの花を表した。

感情をダンスに

 「創作ダンスは、題材探しが重要」―。題材探しは昨年2月ごろから始まり、話し合いを重ねて4月に決定した。「作品を深めるためには、内容が深いものでないとならない」と話すのは部長の湯澤未枝さん(6年)。部員らは律の人柄をつかむため、本やインターネットで調べ、意見を共有。律の感情の変化をダンスに込めた。副部長の飯泉有璃子さん(6年)は、「場面ごとに律の感情を考えてきた。初めて見た人にも変化が伝わるようにしたい」と話す。

終わりなき作品

 神戸で行われる8月の全日本高校・大学ダンスフェスティバルでは、県大会のダンスを改作する。顧問の木村美絵子教諭は「作品に終わりはなく、より良いものにしようと追究している。今回は作品の着眼点がとてもよかった」と部員らをねぎらった。

 湯沢さんは「全国大会では富士見らしいダンスをできるように頑張りたい」と意気込んだ。

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