実行委員を務める田近さん、駒村さん、目黒さん（左から）
二俣川駅北口周辺で９月19日（土）から21日（祝）の３日間、「よこはま旭区落語・演芸祭り」が初開催される。二俣川の３商店会が中心となり企画。旭区民化センター「サンハート」をはじめ、各店舗を舞台に寄席が開かれる。地域一体でのイベントにより、まちの活性化を目指す。
二俣川が落語に包まれる３日間――。
同イベントは二俣川銀座商店会、二俣川商栄会、二俣川相鉄ライフ商店会が主催。３商店会が合同でイベントを開催するのは今回が初めて。各店舗をまわるスタンプラリーが入場券と引き換えになる取り組みもあり、商店会の活性につなげたい考えだ。
発起人は、希望が丘や二俣川で以前から寄席の開催を企画していた、希望ヶ丘高校＝南希望が丘＝教諭の駒村吉則さん。「地域寄席を旭区全体でやりたい」。その考えに商栄会の山下幸作さんが賛同し、二俣川駅北口に波及した。
銀座商店会の目黒惠一会長は「二俣川をよくするためには、商店会の垣根を越えて手を組む必要がある。今後も続けていきたい」と意気込む。商栄会理事の田近淳さんも「いずれは二俣川全体で行うことも視野に入れている。まずは北口でまとまっていきたい」と先を見据えている。
笑いに包まれる３日間
初日の９月19日には「オープニング落語会」として、サンハートホールで柳家喬太郎さんや春風亭ぴっかり☆さん、瀧川鯉丸さんが出演（木戸銭１０００円）。また、19・20日は二俣川駅北口の６店舗やＪＡ横浜などが寄席の会場となる「店舗寄席」を開催（木戸銭２０００円、ＪＡ横浜は19日のみで無料）。最終日の21日は落語家７人が出演する「サンハート寄席」が開かれる。入場券の一般販売はなく、各商店会で開催中のスタンプラリーで入場券と引き換えになる（先着順）。
駒村さんは「勢いのある若手の落語家が大勢来るので、ぜひ楽しんでもらいたい」と話している。
時間など問い合わせは駒村さん【携帯電話】０７０・６５１８・５１５１へ。
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