功労顕著な技能職者の功績を称える表彰式が11月5日、中区の技能文化会館で行われた。
表彰されたのは、経験30年以上の第49回「市技能功労者」が45人、同じく15年以上の第47回「市優秀技能者」が52人だった。
当日は、渡辺巧教副市長をはじめ林琢己経済局長が出席。梶村充横浜市会議長や、市技能職団体連絡協議会の小泉幸男会長らが来賓として招かれた。あいさつに立った渡辺副市長は「皆さまの技能が、私たちの生活の便利さや快適さに寄与している」として感謝の意を表した。また海外から日本の職人技が注目されていることにもふれ、「品質の高さには一日の長がある」とし、今後の経済発展、産業振興に貢献すると評した。
技能功労者を代表して登壇した和裁師の木下多貴男さん(62)=西区境之谷=は「まじめにやってきてよかった」と受賞の感想を語っていた。
旭区からは技能功労者3人・優秀技能者5人が受賞した。受賞者は次の通り。敬称略。
【技能功労者】佐藤三代治(造園)、竹内渉(理容師)、及川伊東志(和裁師)
【優秀技能者】坂内仁(保温工)、高橋卓(造園)、加藤賢一(調理)、高塚大作(鳶職)、小堀倫(配管)
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