高齢者見守り本格始動 地域交流拠点が開所式
高齢者の24時間見守りサービスなどを実施する「若葉台地域交流拠点ひまわり」の開所式が3月17日、同所で行われた。式典には関係者のほか、濱陽太郎区長、横浜市会議員などが出席した。
若葉台連合自治会の山岸弘樹会長は「大規模な街での高齢者24時間見守り活動は、前例がない取り組みだと思う。パイオニア的な活動として頑張っていきたい」とあいさつ。濱区長は同所を「団地ができて37年間の積み重ねが結実したもの。今後も高齢化が進むにつれ難しい問題が出てくるだろうが、力を合わせて対応してほしい」と話した。
同所を運営するのはNPO法人若葉台(白岩正明理事長)。目玉事業は、会員制の高齢者24時間見守り業務だ。同団地の住民を対象に、月500円で定期的な安否確認や緊急時対応などを行う。さらに、住民交流の場としての機能を合わせ持つのも特徴。施設内には赤枝病院(須田雅人院長)と連携し、居宅介護・訪問看護事業所も設置。高齢化が進む中、住民が安心して暮らせるサービスを提供する。白岩理事長は「住民の期待に応えられるよう努力する。ここに来たら安心と感じてもらえるような場所にしたい」と意気込みを話した。
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