「四季に合わせて花がたくさん咲く公園にしよう」―。南希の森=南希望が丘13=では、地域住民らの手により四季折々の花が楽しめる。現在は、シャガが園内一面に広がっている。4月末までが見ごろという。
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同園はもともと私有地だったが、地域住民らの働きかけにより2013年に開園した。現在も、南希の森緑地愛護会(油井進会長)らが中心となり、手入れされている。
シャガ(アヤメ科)は淡い紫色の花を咲かせる多年草。同園の整備を進めていた2010年3月ごろ、地域の一人の女性が10株のシャガを持ってきたのが始まりだ。「シャガは半日陰を好むから、南希の森に適している。意識的に増やしてきた」と油井会長。シャガは会員らの手により株分けされ、今では一面に群生するまでになった。
園内にはほかにも、ヤマブキやコデマリ、ツツジ、ソメイヨシノ、アジサイなどさまざまな花が植えられている。地域から提供されるものも多く、まさに「手作り」で公園を築いてきた。
油井さんは「地域の皆さんに楽しんでもらいたい。動植物を含めて、地域のたまり場になってほしい」と話した。
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