神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 公開:2016年5月5日 エリアトップへ

子どもの成育を多元的に支援 公明党 神奈川県議会議員 おのでら慎一郎

公開:2016年5月5日

  • LINE
  • hatena

 4月1日、神奈川県では、県民局長との兼務ではありますが「子どもみらい担当局長」のポストを設置しました。

 2月の代表質問で私は「子どもの貧困問題」を取り上げ、県の「子どもの貧困対策」は6つもの「局」が関わっているものの、中身を見れば既にある施策の寄せ集めであり、全体の方向性や指揮系統が不明確なことを指摘しました。

 また、子どもの成育には、貧困の克服も含め、居住環境の整備や教育・保育の充実、健康の保持など、多岐にわたる課題が相互に関連しています。県として子どもに関する政策を総合的に推進する「局」を設置するよう強く求めてきましたので、今回の「担当局長制」は一歩前進と捉えています。

ひとり親の就労資格取得で応援

 3月までに成立した国の平成27年度補正予算、28年度予算には、公明党の主張を反映して、児童扶養手当の拡充など経済的支援のほか、ひとり親家庭の親の就業を応援する施策が盛り込まれました。

 高等職業訓練促進資金貸付金は看護師などの資格取得のために学校へ通う場合に入学準備金を50万円、就職準備金を20万円貸与。同じ地域で5年以上、その職で働き続ければ返還免除もあります。

 既存の高等職業訓練促進給付金(月額最大10万円・返還不要)は、支給期間を最長2年間から3年間に延長し、看護師など3年間の通学を必要とする資格にも対応可能に。対象資格も「2年以上就学する資格」から「1年以上」に改め、調理師や製菓衛生師などに対象が拡大されました。

待機児童と保育の格差解消めざして

 自公両党が政権に復帰して以降、保育受け入れ枠を年平均で約11万人分、拡大してきました(ちなみに旧民主党政権では約4万人分でした)。

 政府は29年度末までに、さらに50万人分の拡大をめざすとしていますが、それには保育士の確保が欠かせません。全国で77万人といわれる潜在保育士の職場復帰を促進するためにも、大幅な処遇改善が必要です。

 認可保育所とそれ以外の保育所などとの保育料負担の差も縮めなくてはなりません。財源も含め、実現への道筋を探る議論を進めていきたいと思います。

神奈川県議会議員 おのでら慎一郎

横浜市旭区二俣川2-58-12 Sビル2階

TEL:045-442-8100
FAX:045-442-8101

http://www.onodera-s.com

旭区・瀬谷区版の意見広告・議会報告最新6

期待が広がる瀬谷区の未来

上瀬谷の跡地活用、議論が活発化 市政報告㊲

期待が広がる瀬谷区の未来

自由民主党 横浜市会議員 川口ひろ

4月18日

防災・減災対策をカタチに!

小さな声を、聴く力! 【令和6年度予算審議(建築局)より】 市政報告 61

防災・減災対策をカタチに!

横浜市会議員 久保かずひろ

4月11日

令和6年第1回定例会が閉会しました

市政報告

令和6年第1回定例会が閉会しました

日本維新の会 くしだ 久子

3月28日

社会に開かれた「チーム学校」の実現を〜横浜中2女子いじめ事案から私たちが学ぶべきこと〜

子育てしやすいまち

市政報告 54

子育てしやすいまち

横浜市会議員 木内ひでかず

3月21日

放課後キッズクラブにおける昼食提供について

市政報告【5】

放課後キッズクラブにおける昼食提供について

横浜市会議員 増永あやこ

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook