子どもたちの輝く未来のために 民進党 横浜市会議員 こがゆ 康弘
「保育園落ちた、日本死ね」の匿名ブログが波紋を広げました。今年の入園時期に、こうした切実な思いをまさに自らのこととして感じた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
本市は他の自治体に先駆けて待機児童の解消に取り組み、2013年にはゼロを達成しました。しかし、保育所を増やせば増やすほどそのニーズは高まり、この4月には全市で7人へと逆戻りしてしまいました。幸い旭区は待機児童ゼロを維持しましたが、潜在的にはまだ多くの方が子どもを預けて復職を希望していると考えられます。
増やすだけではダメ
社会環境の変化に伴い、保育ニーズは多様化しています。これまでのただ数を増やせばいいという考え方から、子どもを安心して預るための保育の質の確保が課題となっています。そのため、保育士の処遇改善や地域特性に応じた保育所整備が求められています。こうした中、私は先の予算特別委員会において、こども青少年局の質問に立ち、国家戦略特区制度を活用した都市公園内への保育所の整備促進を要望しました。
この取り組みは用地確保が困難な都市部の待機児童対策において大変有効です。
子どもの貧困が深刻化
一方、格差の拡大が子どもの生活に影響を及ぼしています。給食費が払えない、修学旅行に行けない、それ以前に家庭生活自体が成り立っていない。今の時代に想像できないかもしれませんが、こうした深刻な状況におかれた子どもたちがいます。何とか早期に手を打たなければなりません。また、今や多くの子どもが塾に通い、親の収入格差が子の学力に影響しているのが現状です。こうした貧困の連鎖を断ち切るためにも生活・学習支援や奨学金制度の拡充、児童虐待防止対策の強化が求められています。
夢や希望を持てるために
待機児童の解消や貧困対策、教育格差の是正など、子どもを取り巻く課題は山積しています。しかし、将来を担う子どもたちが、夢や希望をもって地域やそして横浜市で暮らし、学んでいくために、政治がなすべきことは多くあります。
私はこれからも横浜市政の中で子育てや、教育関連にもっと予算を充当するよう引き続き政策提言し、こうした課題解決に果敢に取り組んでまいります。
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