7月1日に横浜旭ライオンズクラブの会長に就任した 市川 俊明さん 金が谷在住 74歳
心寄せ合い、力を発揮
○…「心寄せ合い、暖かい社会を」を今年度のテーマに掲げる。「あたたかい」はあえて「暖」の漢字にした。「『暖』は太陽の光が世界中をあたためる感じがするでしょう」と微笑む。また、サブテーマは「若い力は未来の力・宝」と定めた。「いろんな人がいるから、一つのことにこだわらず、心を寄せ合うことができる。若いメンバーも力を十分に発揮してもらいたい」と展望を語る。
○…地域貢献への思いから、ライオンズクラブの扉を叩いた。ほかのクラブに所属していたが、クラブ解散により、4年前に横浜旭LCに入会。「みなさん温かく迎えてくれた」と当時を振り返る。同クラブでは、小中学生向けの薬物乱用防止教室を積極的に開催しており、今年度も継続していく。また、振り込め詐欺防止や区内のいじめ対策などにも取り組む方針だ。「前会長の跡を継ぐのは大変だけど、一生懸命やっていきたい」と気を引き締める。
○…薬剤師で、東京都と横浜市内に薬局を構える。以前は二俣川駅北口にも薬局があり、約20年前には二俣川フォルテ(二俣川銀座商店街)の理事長として再整備にも携わった。「ライトセンターを利用する目の不自由な方も多く通るから、バリアフリー化も必要だった」。課題は多かったが、横浜市やコンサルタント会社、商店会の店主らと力を合わせ、現在の安全な街並みを作り上げた。「今もフォルテ祭がすごく盛り上がっていますよね。自分の子どものようなので、本当にうれしい」と二俣川を離れた今でも思いを寄せる。
○…東希望が丘の希望ヶ丘幼稚園の理事長としての顔も持つ。同園の創設者は両親。学校教諭で共働きだったが、子どものことを思い、自宅に幼稚園をつくったことが始まりだ。「幼稚園は両親がつくってくれた大事なもの。大切にしたい」とにっこり。両親が我が子を思いつくった幼稚園。その思いは、地域の子どもたちにつながっている。
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