二俣川駅から半径500mから1Kmの範囲は、横浜市が進める「二俣川駅周辺地区バリアフリー基本構想」の重点整備地区に指定されている。それを受け、視覚障害者団体らが7月27日、安全面を確認しようと道路を点検した。
神奈川視覚障碍者の生活と権利を守る会街づくり委員会と神奈川視覚障碍者協会、神奈川県ライトセンターが中心となり企画。当日は市職員なども集まり、約30人が参加した。
参加者は誘導ブロックや警告ブロック、横断歩道や階段などの危険箇所に注目して点検。「ブロックが摩耗していてわかりづらい」「マンホールでブロックが途切れてしまい、迷ってしまう」など意見を交わした。
同委員会代表の野島潔さんは「ブロックは少し削れてしまっただけで、道がわからなくなってしまう。安全に歩行するため、私たちの意見を聞いてほしい」と求めた。点検に参加した市道路局担当者は「実際に障害者の方々と点検することで、配慮すべき点などがとても参考になった。対応可能な部分は整備に反映させたい」と話した。試験場通りの工事は今年度から開始する予定という。
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