上の原幼稚園（小高町／金子敏明園長）で８月23日、未就園児向けのアート体験教室が開かれた。横浜市が進める子育て支援事業「はまっこ広場」の一環。
教室に広げられたのは、約２メートル四方のカラフルなビニールでできた「魔法のじゅうたん」。参加した親子は、講師の三石恒夫さんと一緒にクレヨンやシールでシートを彩った。２歳の息子と参加した荒井美果さんは「家ではできないことを先生が楽しく教えてくれるので、毎回楽しみにしている」と話していた。また、完成したシートを頭上に浮かせて鮮やかな景色も楽しんだ＝写真。
幼稚園を交流の場に
はまっこ広場は幼稚園の放課後などの時間を使って、地域の親子が遊べるように園庭や園舎開放を行う。同園は昨年12月から市の認定を受けており、園庭開放のほか、親子向けのアート体験やリズム遊び、体操などの教室を開いている。
金子貴明副園長は「一つの部屋で、みんなで目標に向かって取り組むことでより親密な関係を築いてもらえれば。子育て世代が気軽に訪れる場でありたい」と話した。
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