神奈川新聞社は今年31回を迎えた「神奈川新聞花火大会」について、安全上の理由から当分の間、休止することを明らかにした。8月24日に紙面および同社ホームページに社告として掲載した。
同花火大会は近年、みなとみらい地区の発展に伴う空地の減少により、道路に観覧者があふれ、地域住民の緊急時に警察や消防などが迅速に対応できない状態になっており、「この数年来、安全対策を共に検討する神奈川県警察をはじめとする安全対策に努める各所から大きな問題として指摘されてきた」という。そのため同社は安全面を考慮し、関係機関と協議を重ねた結果、休止を決定。開催直後の発表について担当者は「直後から周辺宿泊施設では翌年の花火大会のための予約が入るので、早めに決定した」と話す。
同花火大会は1986年に山下公園前の海上で初開催。1995年からみなとみらい地区を会場に開催されてきた。約1万5千発が打ち上げられ、毎年約20万人の観覧者が訪れる夏の風物詩として長年親しまれてきた。
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