旭区版 掲載号:2016年11月17日号 エリアトップへ

髪の毛を寄付する(中) 負担少なく「誰かのために」 この連載は全3回で、ヘアドネーションの現状について取り上げます。

経済

掲載号:2016年11月17日号

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切った髪を見る和地さん
切った髪を見る和地さん

 病気などで髪の毛を失った子どもに人毛の医療用ウィッグを届けるため、髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」。髪の提供者にとって寄付の過程は普段髪を切る際とほとんど何も変わらない。ハードルの低さも支援者が協力する気持ちにつながる要因だ。寄付は活動に取り組む「NPO法人JHDAC」に賛同する美容室などで容易に行うことができる。

 「誰かの役に立つことがしたいと思っていました」。金子典子さん(49)=旭区=は今年8月、賛同美容室で髪を寄付した。「自分のできることはすべてやるというのが私のモットーなので」と力強く語る。きっかけは活動を紹介する新聞などの記事。「これなら私にもできるかもと考えたのです」。寄付を決意してから約2年かけて髪を伸ばした。切った後は「私の髪が誰かの役に立つと思うと、嬉しいなという気持ちになりました」

支援者の気持ちも変化

 和地英里さん(45)=金沢区=は、今年10月中旬に美容室を訪れた。「ずっと髪を伸ばしていて、誰かのために髪が役に立つのであれば嬉しいと思い寄付を考えました」。美容師から説明を受け、髪を切った後の自分の姿を想像する。少し緊張した表情の中、美容師がいくつかの束に分けた髪を丁寧に切り落とした。鏡に映ったショートヘアの自分を見たとき気持ちに変化があった。寄付する前は「切ることがゴールだと考えていた」と和地さん。しかし、切った後は「今日をスタートにまた髪を伸ばしたい気持ちになりました。いつかまた寄付をしたい」と達成感に満ちた笑顔で話した。

 「誰かのために」行動を起こすことは、ウィッグをもらった子どもだけでなく、支援者自身の笑顔にもつながっていた。髪は長さなど一定の条件を満たせば誰でも寄付することができる。横浜市内の賛同美容室は【URL】http://www.jhdac.org/で確認を。     (続く)

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