南本宿小学校(石川英雄校長)で11月26日、南本(みなほん)ふれあいフェスティバルが開催され、児童らは一年間かけて育てたもち米からできた餅を地域住民らに振る舞った。同校は今年創立40周年を迎えており、同フェスティバルは40周年記念事業の一環。
同校と万騎が原小学校は毎年、こども自然公園で稲作の体験授業を行っている。もみまきから田植え、稲刈りまでを地域の水田指導員らと取り組み、食物の大切さを学んでいる。稲作体験を始めて30周年の今年は、「満月」というもち米の一種を約435kg収穫。不作だった昨年に比べ、約1・5倍の量だった。
もちつきは全児童が体験。掛け声に合わせて、杵を力強く振り下ろしていた。餅をついた6年生の児童らは「稲作体験を通じて、命の大切さを学んだ。感謝して食べるようになった」「フェスティバルでお餅を食べると達成感を感じる」と笑顔を見せた。もちつきには保護者も大勢参加し、子どもたちをサポート。PTA会長を務める大久保潤一さんは「稲作体験は食べ物を大事にする気持ちを育てることができる。いろんな人と携わることができる良い取り組み」と話した。
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