かながわ民進党県政報告No.10 県民視線で課題に取り組む 神奈川県議会議員 いとう康宏
皆様の多大なるご支援により、神奈川県議会議員として二度目の正月を迎えられたことを感謝申し上げます。
本年度は「かながわ民進党県議団」副団長として、914万県民からご付託を受けている重責をしっかりと受け止め活動をしております。
いち早く提案
昨年7月26日に発生し、19人が死亡、27人が負傷した津久井やまゆり園の惨事以来、県議会では、各会議で真摯な議論が重ねられています。議論の中で私たち会派は9月12日、「共生社会実現に向けての条例制定」をいち早く議会代表質問で取り上げました。その第一歩として、「ともに生きる社会」の実現を目指し、すべての人のいのちを大切にし、差別や偏見を排除するよう、県民総ぐるみで取り組むことを盛り込んだ憲章を制定することとなり、10月14日の本会議で全会一致で可決されました。
ともに生きる社会かながわ憲章
憲章は、社会的な問題に対し、県の姿勢を広く発信するもので、神奈川県議会に議決を求めるものとしては1984年の核兵器の廃絶を目指す宣言以来、2例目となります。
憲章制定は県の決意の新たなスタートであり、今後の共生社会の実現を図る施
策、具体策が重要です。今後、会派としてその実現方策の手段として「共生社会づくりに向けた条例制定」を目指してまいります。
防災警察常任委員会質疑
既に昨年、タウンニュース旭区版7月21日号にて報告をしておりますが、自動車運転免許試験場の整備等事業について、所属する防災警察常任委員会にて質疑を行いました。その中で、二俣川駅前「運転試験場入口交差点」の渋滞を更に悪化させると懸念されており、厚木街道からの右折と試験場通りからの左折を同時に行うため車道幅員を確保し、左折矢印信号を設置する交差点改良について、2017年度中の着工に向けて必要な調整を進めるとの約束をいただくとともに、県警察に対して適宜情報開示を強く要望しております。
課題解決に向けて
諸課題の解決に向けて、県政の二元代表制の一翼を担う私たち県議会には、執行機関に対する監視機能はもちろんのこと、政策立案機能のより一層の充実強化が求められております。
皆様と膝を交えて話し合いながら、県民視線に立って本年も安全・安心を実感できるよう、県政の課題に取り組んで参ります。
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