若葉台団地の商店街ショッピングタウンわかばの中にある「わかば親と子のひろば そらまめ」(運営・NPO法人若葉台/白岩正明理事長)が、3月1日(水)から子どもの一時預かりサービスを開始する(有料)。同施設に会員登録している親子が対象。施設が開館している間、最大4時間まで子どもを預けることが可能だ。利用には事前予約が必要。3月度の予約受付はすでに始まっており、早くも10人以上の保護者が利用を申し込んでいるという。
同サービスは横浜市の行う「親と子のつどいの広場」事業の一環。施設長の春口悦子さんは「通院や買い物、リフレッシュなどの時間に利用してもらえたら」と呼びかける。3歳の息子と同施設を利用する有田理栄さんは「小学校のPTAの集まりや病院など、これまで子どもと一緒に行ってきた。サービスの開始は助かる」。同じく、利用者の室伏あゆみさんも「近隣の保育園も一時預かりを行っているが、予約がすぐに埋まり、なかなか利用ができなかったので助かります」と期待を口にした。そのほか、春口さんは「ママが、家で子どもと2人きりだと、息が詰まったり、不安なことが増えてきたりする。リフレッシュの時間も大切です」と話し、同サービスの有効利用を呼びかける。
同施設は「親子がほっとできる場所」として、2014年に開所。現在は保育士や幼稚園教諭の免許を持つ人など10人がスタッフとなっている。未就学児と保護者が気軽に集い、子育てに関する情報を交換できる場所を目指し、これまで343組の親子が会員登録を行っている。
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