「第23回日本学校歯科保健・教育研究会」が8月20日、中尾小学校で開かれた。
同会は学校歯科保健に関わる研究者や学校歯科医、教育関係者たちが集まって意見交換をする場として開催。東京都内を中心に各地で年2回の研究会などを行っている。
今回会場となった同校は、2014年に全日本学校歯科保健優良校表彰で文部科学大臣賞を受賞。今回は同校での取り組みを通じて歯科保健活動を考えようと開催され、関係者ら約60人が参加した。
冒頭では同校学校歯科医として長年歯科保健活動に尽力している旭区歯科医師会の江口康久万(やすくま)会長が講演。過去の検査結果や指導法などを解説した。
続いて同校の高橋宏明前校長と田中義一PTA会長からも具体的な取り組みを紹介。その後、参加者たちはグループに分かれ、紹介された取り組みも踏まえて子ども・学校・家庭が一体となって取り組める歯科保健活動について意見を出し合った。
大会長を務めた江口会長は「前校長の後押しがあったおかげで、私も踏み込んだ取り組みができた。文部科学大臣賞を受けたこともうれしかったが、活動が今も続いていることがうれしい」と話した。
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